層状ケイ酸塩上での、ポルフィリン分子の能動的な配向・配列制御に挑戦している。層状ケイ酸塩は、極めて高い平面性を有し、電荷を帯びた二次元平面を提供する。従来の手法とは異なり、ホストーゲスト間の相互作用を積極的に利用する事で、特異な構造の発現を見い出している。特に、ホスト材料とゲスト分子の相対的電荷間距離の関係が重要である事を見出し、"Size-Matching Effect"として提唱している。