会期:平成28年(2016年)3月27日(日) 9:30〜9:35
会場:同志社大学京田辺キャンパス S8会場
プログラム:
9:30- 趣旨説明(福岡工大工)宮元展義
9:35- ヒドロキシアパタイトおよび炭酸カルシウムのナノクリスタルの配列制御と機能化 加藤 隆史(東大)
10:05- 粘土を主成分とするスーパーガスバリア膜の開発 蝦名 武雄(産総研)
10:35- 層状剥離クレイを用いたソフトナノコンポジットの開発と機能化 原口 和敏(日本大)
11:05- 二次元層状集合体を形成可能な環状テトラシロキサンの合成およびポリマーハイブリッドへの展開 金子 芳郎(鹿児島大)
11:30- 無機ナノシート液晶の異方的な構造を活用した新材料合成 宮元 展義(福岡工大)
11:55- 「単結晶」のような巨視的配向構造を持つアクアマテリアル 石田 康博(理研)
12:25- おわりに(山口大院医)川俣 純
趣旨: 高分子素材中に無機微粒子を分散させた無機/ポリマーコンポジットは、既に、広く産業応用されている。しかし最近では、精密合成技術、低次元無機微粒子とその液晶相、外場の印加、バイオミメティクスなどの新しく効果的なアプローチとの融合によって、「特別な構造」を持った様々なナノコンポジット材料の合成が可能となっている。その結果、既存のコンポジット材料とは一線を画するさまざまな先進的な機能の付与や合理的な機能設計が可能となってきている。本特別企画では、この分野の第一線の研究者が一堂に会し、このような次世代の複合材料の最先端とその未来展望を議論する。
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