会期:平成27年(2015年)3月26日(木) 13:30〜16:30
会場:日本大学理工学部船橋キャンパス S5会場
プログラム:
13:30- はじめに(物材機構MANA)井出裕介
13:35- ナノ空間材料を利用した固体分子触媒系の構築(豊田中研)稲垣伸二
14:05- 低次元ナノ空間のホストーゲスト反応(早大教育・総合科学学術院)小川誠
14:35- 可視光応答型層状光触媒による水と酸素からの過酸化水素合成(阪大太陽エネ研セ)白石康浩
15:20- 低次元無機粒子のマクロな凝集状態は光化学反応を制御するか(九工大大学院工学研究院)中戸晃之
15:50- ナノ空間を利用するプラズモニック触媒の調製と応用(阪大院工)山下弘巳
16:25- おわりに(山口大院医)川俣 純
趣旨: ゼオライトやメソ多孔体,ナノシート,ナノチューブなどの低次元系材料は,高度な構造-機能設計性を秘めており,粒子レベル,さらには,よりマクロなレベルでの形態制御技術の着実な進歩も相まって,エネルギーや環境,ライフサイエンスなどの幅広い分野における革新的機能デザインの基盤となりつつあります。本企画では,無機物を主体した低次元系材料を中心に,「次元制御にもとづいた巧みな構造設計がもたらす光機能」に焦点を絞り,様々な観点を背景とした研究者から最先端の研究成果を紹介いただき,同材料の魅力について理解を深め,新たな可能性についても討論します。会員のみなさまにはぜひご参加ください。
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